燃料費調整単価について (東京エリアのお客さま)

※各月の燃料費調整単価はこちら

※中部エリアの燃料費調整単価についてはこちらをご確認ください。

1. 燃料費調整単価とは

ニチガスの電気料金は、従来から火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の価格変動に応じて、毎月の電気料金を調整する制度を採用しています。
2025年4月からの東京エリアのお客さまを対象とした料金見直しにおいて、従来の「燃料価格調整単価」を「燃料費調整単価」に名称変更し、その算定条件を見直しました。
この「燃料費調整単価」を燃料価格の変動に応じて毎月の電気料金に反映しています。

2. 燃料費調整単価の算定

(1)平均燃料価格

火力燃料(原油・LNG〔液化天然ガス〕・石炭)の3か月間の貿易統計価格にもとづき、毎月平均燃料価格を算定いたします。

(2)燃料費調整単価
算定された平均燃料価格と基準燃料価格との差分にもとづき、燃料費調整単価を算定いたします。なお、燃料費調整単価には上限がありません。

3. 燃料費調整額の算定

燃料費調整額

燃料費調整額は、下記の算定式によって計算されます。

燃料費調整額=燃料費調整単価×使用電力量

燃料費調整単価が、プラスの場合は燃料費調整額を加算し、マイナスの場合は燃料費調整額を差し引き、電気料金を算定します。

電気料金の計算方法はこちらからご確認ください。

【でガ割】https://www.nichigas.co.jp/for-home/denki 
【でガ割007】https://www.nichigas.co.jp/for-home/denki007


4. 燃料価格の電気料金への反映時期

燃料価格は2ヶ月後の電気料金に反映いたします。

(各月の燃料費調整単価はこちらからご確認ください。)


5. 他社の電気料金との比較について

現在、多くの小売電気事業者が様々な市場連動メニューを導入しているため電気料金の比較が難しくなっており、(スポット市場価格や燃料価格の増減によっては、当社の電気料金の方が高くなる場合もあります。)当社料金につきましては、こちらの早見表となりますので、他社メニューとの比較にご参照ください。

6.燃料価格の推移

当社の料金は、火力燃料価格(以下、燃料価格)の変動により、毎月電気料金の調整をしております。そのため、燃料価格が安い場合は電気料金も安くなり、燃料価格が上がると電気料金も高くなります。参考として過去の燃料価格の推移について記載いたします。

燃料価格の価格推移

燃料価格は需要と供給のバランス、為替動向や政治背景など、様々な要素により変動いたします。
過去に大きく変動した事例として、2021年から2023年初頭にかけて燃料価格が高騰しました。
2021年以降、新型コロナウイルス感染症からの経済回復に伴うエネルギー需要増に対し供給量が追い付かなかったことや、2022年2月以降のロシアのウクライナ侵攻に伴う世界的なエネルギー情勢の変化が要因です。