社長メッセージ


ニチガスの現在地と未来

地域社会への貢献を目的に65年前に立ち上がった当社は、事業の再定義を目指して改革議論を進めるなかで、業界の既得権と戦うという視座に行き着きました。以来、「戦う集団」を標榜して厳しい自由化の市場で自己改革に取り組み、DXの推進で現在の企業価値にたどり着きました。

競争から共創の時代へ、国家や権威から個人価値や事の価値に経済の軸が移り、あらゆる領域で新たなテクノロジーによる事業の再定義が始まります。そして、働き方改革が一気に進み人間の生き方も大きく変化します。複雑化する地域社会への貢献を考えた時、単独で開発したシステムを差別化に使うのではなく、業界に提供し競合他社や異業種にも認めて貰えるものに作り替え、オープンイノベーションのプラットフォーム上でビックデータの共創価値創出に貢献する事が、高齢化の進む地域社会の活性化に資する最大の近道であるという認識に至りました。

共創の時代には、マウントを取ろうとする組織とは誰も連携しません。相手を勝たせた組織が貢献する時代になります。当社のBtoCの歴史にBtoBの貢献フレームが加わり、異業種も含めたシェアリングエコノミーの創造基盤がこれまでに無い地域貢献を目指して動き出しました。全国の多くの事業者の皆さんとの協議が始まっています。このプラットフォームが目指すのは、地方の行政サービスとエネルギープラットフォーム上でのデジタルコラボです。新型コロナウイルスで加速した変化は、我々の挑戦を前に進める必然性を顕在化させました。この大きな変化に挑戦できる体制が整っていた事は、これまで不確実性に挑戦し続けてきた我々の99%の失敗に対する1%のご褒美だと思っています。これからも社員一丸となって取り組む所存です。

代表取締役社長執行役員 和田眞治