サステナビリティ対応方針


基本的な考え方

当社の使命は、エネルギーを通じた地域社会への貢献です。エネルギーのラストワンマイルを担う企業として、気候変動や労働力不足、エネルギー業界のオペレーション効率の向上、消費者ニーズの変化などの多様な地域社会の課題を解決しながら、中長期的な企業価値を向上します。
この実現に向け、当社はエネルギーの在り方を進化させます。具体的には、エネルギーの最適利用を提供する「エネルギーソリューション事業」と、当社の高効率なインフラを業界全体でシェアリングする「プラットフォーム事業」を拡大し、社会課題の解決と企業価値を最大化します。加えて、これらの事業の拡大に向け、新たな取り組みに挑戦し続ける従業員一人ひとりの価値を最大化していきます。

サステナビリティ推進体制

企業の持続的成長には、利益に加え、環境、社会といった当社を取り囲む広範なステークホルダーとの共栄、その実現に向けたガバナンス体制が欠かせないと考えています。当社は取締役会の任意の諮問委員会として指名報酬・環境等委員会を設置し、持続性を重視して議論を行う体制を整えています。サステナビリティ各課題への対応方針は、同委員会で議論した上で取締役会にて決定し、経営会議や各部署が主体となって対応を進めています。

マテリアリティ(重要な課題)

中長期の企業価値に影響を与える重要な課題をマテリアリティとして設定しています。マテリアリティと重要テーマは毎年、取締役会が指名報酬・環境等委員会への諮問・答申を経て見直しています。

当社のマテリアリティ・重要テーマ

マテリアリティ
重要テーマ
1
脱炭素への対応
・(短期)デジタルを活用した省資源化 ・(長期)2050年までのCO2ネットゼロ
2
人材の育成とダイバーシティ
・変革に挑戦し続ける人材の確保 ・ダイバーシティ推進、多様な価値観の融合
3
地域社会の基盤づくり
・地域社会への快適、安全、安心の提供、多様な価値観へのサービスの提供 ・お客さま主体のエネルギーの自由化
4
ガバナンスの強化
・新しい挑戦を支える「攻め」のガバナンス構築 ・「守り」のガバナンスによるリスク管理・ガバナンス強化

当社のマテリアリティ・重要テーマのプロセス

重要性マトリクス

マテリアリティ(重要な課題)の進捗