地域社会の基盤づくり
安全・安心かつ最適なエネルギーの提案
当社は、エネルギーを通じた地域社会への貢献を使命に、地域の皆さまにガスと電気を快適・安全・安心にお届けしています。これからは、エネルギー業界の変化を見据えて事業を進化させ、エネルギーを自律的に供給できる分散型エネルギーシステムを構築し、地域社会の最適なエネルギー利用を実現することで、新たな形で地域社会に貢献していきます。
災害対策(レジリエンス)の強化
事前対策
●都市ガス ・旧式のガス管を耐震性の優れたポリエチレン管のガス管へ入れ替えている
感震遮断弁機能説明の様子(千葉地区)
遮断弁の仕組みを理解し、有事の際の対応に備えて訓練を実施。
保安ベルトを2重がけにしたボンベ。洪水等による転倒・流出を防止。
災害発生時(緊急時対応・復旧対策)
地域全体のエネルギー最適利用への取り組み
当社は、定置用蓄電池を地域コミュニティに設置し、配電ネットワークを通じてコミュニティ内で融通できる仕組みを構築していきます。地域全体のエネルギー最適利用を実現するとともに、災害対策としても活用します。そのほか有事のエネルギー源の確保としては、当社の主要拠点にLPガスで稼働する自家発電機を設置、EVバイクを使用する営業所ではEVバイク用交換式バッテリーを災害時に地域の皆さまにご利用いただけるよう、体制を整備しています。2023年には、PowerX社の蓄電池型超急速 EV充電器を営業所に導入しました。
PowerX社の蓄電池型超急速EV充電器を設置した東関東支店
インフラの共同利用
当社は自社のエネルギー供給のインフラを業界全体でシェアリングし、地域社会の課題を解決します。LPガス業界は細分化された市場で、関東のみでも約5千社のLPガス会社が活動しています。小中規模の充填設備は約500存在しており、インフラの効率的な活用や労働力確保の課題が顕在化しています。ボンベ配送では、所謂、物流の2024年問題※により、労働力不足が更に深刻化すると想定しています。また、人口減少地域を中心に検針員の確保が喫緊の課題になっています。これらの地域社会の課題に対し、当社は、LPガスの充填・配送オペレーション、スマートメーター「スペース蛍」などを他のLPガス会社とシェアリングし、業界全体を対象に重複資産の最適化・生産性向上や労働力不足などに対応していきます。
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2024年から運輸、建設、医療業界に対し、年間時間外労働の上限を960時間に制限。物流の2024年問題は、これによる運転手不足などの問題のこと。
当社のプラットフォーム事業の詳細についてはこちら。
エナジー宇宙ホームページ「プラットフォーム事業」
お客さまに安心を提供する「大きなお世話」
大きなお世話は、当社が提供する、ガスをお使いになるお客さまに対する、ガス機器や家電の保証サービスです。水まわりや電気設備等のトラブル駆けつけサービス、割引価格で引っ越しや家事代行などを利用できるサービス、心身の健康の悩みについて24時間相談できるサービス等も提供し、エネルギーだけでなく、お客さまの生活を包括的にサポートしています。
大きなお世話
当社のガスをご利用のお客さま向け
ガスを安全にお使いいただくために